Thursday, June 03, 2021 11:24 AM
DHL、持ち運び支援ロボット2000台を導入へ
DHLは6月2日、ローカス・ロボティクス(Locus Robotics、マサチューセッツ州拠点)との既存提携を拡大し、倉庫業務を自動化するロホットの導入をさらに推進する計画を明らかにした。
両社は2020年に提携し、DHLがローカスのロボット1000台を導入することで合意している。
テッククランチ誌によると、DHLは今回の提携拡大のもと、ローカスのロボットを2022年までに計2000台導入する。DHLはそれによって、ローカスにとってダントツの最大顧客となる。
新型コロナウイルス・パンデミックによって物流業界における作業自動化は勢いを劇的に強めている。
DHL傘下のDHLグローバル・サプライ・チェーンのマーカス・ヴォスCOO兼CIOによると、DHLはローカスの500台以上の持ち運び支援ロボットを米国や欧州、英国にある倉庫にすでに導入済みだ。2021年末までに500台のロボットが追加導入される見通しで、ローカスのロボットが導入されるDHLの倉庫は世界で20ヵ所に増える。
荷物を持ち上げる作業自動化技術はしばらく前まで皆無だったが、近年における技術進化によってその有効性が実証され、昨今では多くの物流センターや倉庫で採用されるようになった。
https://techcrunch.com/2021/06/02/dhl-will-deploy-2000-locus-robotics-units-by-2022/