Tuesday, July 13, 2021 11:45 AM
ベライゾン、ロボティクスの専門部門を新設
ベライゾン・コミュニケーションズ(Verizon Communications)は、ロボティクス・ビジネス・テクノロジー(Robotics Business Technology)という新事業部門を立ち上げた。同部門は、空中ロボティクスと陸上ロボティクスのための高性能ソリューション群の開発を目的とする。
ナスダックによると、同部門は、ベライゾンの5G技術とモバイル末端電算をてこ利用した包括的ソリューション群を産業向けに開発して提供する計画だ。
同部門は、ベライゾン傘下のドローン運用管理会社スカイワード(Skyward)とインキューブドIT(incubed IT)で構成される。スカイワードは、ベライゾンが2017年に買収したドローン運用合理化技術新興企業。インキューブドITは、自律移動ロボット向けソフトウェアの開発新興企業で、2021年2月にベライゾンに買収された。
スカイワードとインキューブドITから選ばれたロボティクス工学者らは専門部隊を編成し、ベライゾンの5G超広帯域(Ultra Wideband)通信網でつながるロボット群の指示&制御(command and control)の自動化プラットフォームの開発に注力する。
ベライゾンでは、社内起業積極化の一環として、ニュー・ビジネス・インキュベーション(New Business Incubation)という制度を整備している。ロボティクス・ビジネス・テクノロジーは、ニュー・ビジネス・インキュベーションとの協業のもと、新事業計画を加速し、人と先進機械の協働を可能にするさまざまの産業用途向けの技術および無線接続プラットフォームの開発に取り組む。
https://www.nasdaq.com/articles/verizon-vz-forms-robotics-business-technology-division-2021-07-12