Monday, July 19, 2021 10:28 AM
アップル、アイフォーンの20%増産を供給業者らに要請
アップル(Apple)は、次期アイフォーン(iPhone)の生産量を20%増やすよう供給業者らに要請している。
同社は、新型コロナウイルス・パンデミックにもかかわらず2020年のアイフォーン販売が5G機種によって好調だった。同社は、新たな高速無線通信技術に対応した最新機種が発売される年を「スーパー・サイクル」と呼んでいる。
CNBCによると、そのスーパー・サイクルの年からさらに増産するアップルの方針は、アイフォーン販売が2022年に向けて好調を維持すると見込める材料があることを示唆する。
同社は、2020年秋に発売した現行の最新機種(アイフォーン12)の生産量約7500万台を2021年末まで維持する方針だ。同社は、新型アイフォーンの生産量を9000万台に増やそうとしており、アジアの供給業者らにその協力を求めている。
アップルの広報担当は取材に応じられなかった。
クレディ・スイスによると、アップルは、2021年に2億3400万台、2022年に2億3700万台、2023年に2億4900万台のアイフォーンを販売すると予想される。アップルは、アイフォーンの販売台数を報告しなくなったが、アイフォーン販売高については第2会計四半期に479.4億ドルを売り上げたことを報告した。前年同期比65.5%増というかなりの好調だ。
https://www.cnbc.com/2021/07/14/apple-iphone-production-said-to-increase-by-as-much-as-20percent-report.html