Friday, July 30, 2021 11:25 AM
ツイッター、オンライン買い物機能の試験運用を開始
ツイッター(Twitter)は7月28日、オンライン買い物機能「ショップ・モジュール(Shop Module)」の試験運用を米国内で開始したことを明らかにした。
テッククランチ誌によると、ショップ・モジュール(Shop Module)は、ツイッター利用会社の自己紹介ページに商品やブランドを表示することで販売機会をメーカーや小売店にもたらす。
ツイッター利用者らは、商品画像のカルーセル(複数の項目をスライドさせることで、画面上に大きく表示する項目を切り替えるしくみ。本来の意味は回転木馬)を閲覧し、表示された画像から選択してオンライン購入できる。利用者が商品を選択すると、当該会社のウェブサイトがツイッター・アプリケーション内で開き、そこから注文できる。
ショップ・モジュールは、米国内の利用者のみを対象としており、iOS端末向けのアプリケーションで提供されている。
同機能で商品を宣伝および販売できるのは、現時点では「プロフェッショナル・プロファイル」を持つ会社に限定されている。
プロフェッショナル・プロファイルは、2021年4月に試験運用が始まった機能で、会社や非営利団体、コンテント提供者らを対象としている。住所や電話番号、営業時間を表示でき、フェイスブックの法人向けページに似ている。
ショップ・モジュールは、初期には少数の法人に限定して試験的に運用される。現時点では、ゲーム小売店のゲームストップ(GameStop)や、旅行用品を販売するアーデン・コーヴ(Arden Cove)を含む10社ほどが参加している。
ツイッターは、どのような商品がオンライン小売店の交通量(オンライン利用量)増加に役立つかを、この試験運用を通じて理解したいと説明している。たとえば、人気のスポーツ催事の会話が盛り上がる際に当該スポーツ・チームの関連グッズがよく売れるのかや、毎日使うスキンケア製品のように比較的長期にわたる購入動向に対して影響力があるかどうかを検証する考えだ。
https://techcrunch.com/2021/07/28/twitter-launches-u-s-e-commerce-pilot-that-lets-users-shop-from-profiles/