Wednesday, December 08, 2021 11:31 AM
ビザ、暗号コンサルティング・サービスを提供
ビザ(Visa)は、顧客会社らが暗号通貨の世界をうまく生き抜けられるようにする新たな助言およびコンサルティング・サービスを提供する。
CNBCによると、ビザは12月8日、コンサルティング・アナリティクス部門に暗号助言業務部署を新設し、金融サービス業界や小売業界の顧客会社らに、暗号通貨や暗号資産、非代替トークン(non-fungible token=NFT)に関する対応や導入、投資、そのほかさまざまの関連事業について助言を提供する、と発表した。
NFTとは、デジタル・プラットフォームでつくられる文化的現象や作品の所有権と真正性をブロックチェーン技術によって裏づける創造物およびその形態。
ビザは、同社の暗号助言サービスをすでに利用している顧客として米銀行UMBを挙げた。
欧州ビザの暗号通貨事業責任者ニコラ・プリカス氏によると、ビザは、2020年10月1日から2021年9月30日までに、暗号通貨に対応したクレジット・カード決済手法を使って総額35億ドルのデジタル決済を処理した。
同社は、暗号通貨での支払いを受けつける会社や暗号通貨での取り引きを実行する会社、あるいは暗号資産に投資する会社が今後世界的に増えるという予想のもと、暗号通貨の主流化に備えて助言サービスを大幅に拡充し、新事業と新たな収入源を創出する考えだ。
https://www.cnbc.com/2021/12/08/visa-launches-crypto-consulting-services.html