Wednesday, December 15, 2021 11:55 AM
グーグル、スマート腕時計市場についに参入か
アルファベット(Alphabet)傘下のグーグル(Google)は、スマート腕輪および腕時計新興企業のフィットビット(Fitbit)をすでに所有するが、独自のスマート腕時計「ピクセル・ウォッチ(Pixel Watch)」を2022年に市場投入する計画を進めているもようだ。
Cネット誌によると、グーグルが独自のスマート腕時計を発売するという憶測は何年か前から浮上しているが、具体的計画が明らかにされたことはない。今回も憶測の域を出ていないが、可能性はこれまででもっとも高いとみられる。その背景には、同社がフィットビットを買収したことと、スマート腕時計向けOSのウェアOS(Wear OS)を刷新したことがある。
インサイダー誌によると、グーグルにとって初のスマート腕時計であるピクセル・ウォッチは、早ければ2022年春に発売される。同件にくわしい匿名希望の関係者たちの話しや憶測を総合すれば、ピクセル・ウォッチはウェアOSで走り、丸型の文字盤で、筐体にはベゼルやボタンがなく、最小限主義の簡素な外観が特徴だ。サムスンのギャラクシー・ウォッチ4に少し似ているとみられる。
ピクセル・ウォッチの画像はユーチューブの動画で紹介されている。それらの画像がピクセル・ウォッチの本当の姿かどうかは不明だ。
情報筋の話しでは、ピクセル・ウォッチには三つのモデルがあるが、くわしいことはわからない。ただ、健康管理機能が搭載されることは確実視される。最低でも心拍検出や歩数測定といった基本的な生命徴候検出や運動量検出機能が搭載されるとみられる。
スマート腕時計市場ではさらなる競争激化が確実視される。サムスンが最近に申請した特許の書類によると、同社は、回転式かつカメラ内臓の革新的機種の開発に取り組んでいるとみられる。ファーウェイも新型機種を開発中だ。そのほか、ドゥージー(Doogee)は、女性向けに特化した新機種を発表したばかりだ。さらに、ガーミンもフィーニックス6プロ(Fenix 6 Pro)という高性能の新型機種を手ごろ価格で発売した。
現時点におけるスマート腕時計市場の5大機種としては下記5つが挙げられる。
1)Apple Watch Series 7(アマゾンでの販売価格:$380)
2)Garmin Venu 2(アマゾンでの販売価格:$350)
3)Samsung Galaxy Watch 4(アマゾンでの販売価格:$310)
4)Apple Watch SE(ベスト・バイでの販売価格:$280)
5)Fitbit Versa 3(アマゾンでの販売価格:$180)
https://www.cnet.com/tech/mobile/pixel-watch-rumors-everything-were-expecting-from-googles-first-smartwatch/