Wednesday, April 12, 2023 11:51 AM
オープンAI、チャットGPTのバグ発見に最大2万ドルの報奨金
生成人工知能(generative artificial intelligence)技術開発非営利団体のオープンAI(OpenAI、サンフランシスコ拠点)は4月11日、同社が開発したチャットボット「チャットGPT(ChatGPT)」を含む同社の生成人工知能製品のバグ(不具合やセキュリティー欠陥)を発見した利用者らに最大2万ドルの報奨金を払ういわゆるバグ・バウンティー(bug bounty)制度を立ち上げたことを明らかにした。
フォーブス誌によると、オープンAIは、バグクラウド(Bugcrowd)との共同で展開するバグ・バウンティー制度のもと、発見された不具合1件あたり最大6500ドルを払うと発表した。
同制度では、利用者らが同社の人工知能システムの固有の不具合を見つけて報告し、同社がソフトウェア・コードを修正するきっかけとなった場合に報奨金が払われる。報酬額は、不具合の「可能性または影響」にもとづいて、オープンAIの独自の裁量で決定される。
同社の発表によると、「重大性の低い発見」に対しては1件あたり200ドルが払われ、重大な問題や欠陥の発見には合計最大2万ドルが支払われる。
同制度の対象となるバグには、最終製品化前の評価段階にあるチャットGPTの不具合のほか、ログインやプラグイン、支払い問題、データ露出に関する脆弱性が含まれる。発見者らは、オープンAIが許可するまで、発見した問題点を秘密にしなければならない。
https://www.forbes.com/sites/brianbushard/2023/04/11/openai-promises-up-to-20000-if-users-find-chatgpt-glitches/?sh=3940aa235e7c