Thursday, July 20, 2023 6:54 AM
ワイトリシティ、EVへの非接触充電技術導入を支援
非接触充電技術開発のワイトリシティ(WiTricity、マサチューセッツ州)は、自動車メーカーが電気自動車(EV)に搭載する非接触充電機能の評価やテストをわずか3カ月で実施でき、既存および将来のEVプラットフォーム(車台)に関する非接触充電のテストを劇的に加速できる「ファストトラック・インテグレーション・プログラム」を発表した。
プレスリリースによると、このプログラムは、受電装置「WiTricity Halo(ヘイロー)」と充電器「WiTricity Halo 11kW」を使って、自動車メーカーのEVで非接触充電を完全に有効化し、稼働させる。
ワイトリシティのアレックス・グルゼンCEOは「当社は車のタイムラインに関する課題を知っており、顧客が望む非接触充電技術を自動車メーカーが迅速に採用できるよう支援している。テスラ『モデル3』やフォード『マスタング・マッハE』といった既存車両を非接触充電に対応させるためのアップグレードや、工場で非接触充電機能を搭載する早期導入者との協業でも経験が豊富だ」と話している。
ワイトリシティは、EVユーザーやEVへの移行を検討しているフリート(商用車)所有者に対して幅広い調査を行っており、消費者が非接触充電を備えたEVを好むことや、フリートにとっても非接触充電が多くの課題を解決することが分かっているという。
同社の技術は、2020年に自動車技術者協会(SAE)が導入した非接触充電の世界規格に準拠している。
https://witricity.com/newsroom/press-releases/witricity-launches-new-fasttrack-integration-program-to-speed-automakers-to-wireless-ev-charging/