Friday, December 22, 2023 11:34 AM
機械視認と人工知能によって小売店業務を低コストで合理化
人工知能とデータ・サービスの大手センティフィック(Centific)は12月21日、革新的な人工知能と機械視認(コンピューター・ヴィジョン)ソリューションを小売店やQSR(quick-service restaurant)らに提供するために、技術統合サービス大手テリード(Telaid)と提携したと発表した。
PRニューズワイヤーによると、テリードは同提携を受けて、小売店やQSRに提供するソリューション群の一部としてセンティフィックの機械視認プラットフォーム「パターヤ・ドット・エイアイ(Pitaya.AI)」を追加する。
パターヤ・ドット・エイアイは、小売店やQSRらが既存の機器類を最大限に活用できるようにすることで、小売現場の一般的な課題の解消を支援する。たとえば、「もっとも単純なCCTV(closed-circuit television)カメラやセルフ決済カメラでも、同プラットフォームに対応させるだけで、異常行動の検出とリアルタイム警告を備えた高度の監査システムに生まれ変わらせることができる」とセンティフィックの小売業界担当統括責任者ジャガディッシュ・ガリメーラ氏は説明した。
テリードの法人顧客&新興技術担当本部長トラヴィス・ハージュラ氏は、「人工知能と機械視認を既存システムに統合することで革新の恩恵を小売店やQSRに提供できる」「その結果、最小限の投資で大きな価値をもたらし、従業員らの労働体験を向上させることができる」と話した。
パターヤ・ドット・エイアイは、既存のCCTVカメラと人工知能によって在庫確認を自動化するほか、潜在的な脅威を特定し、実用的な洞察を導入現場に提供する。従業員らはその結果、質の高い来店客対応に集中できるようになる、と両社は述べた。
https://www.prnewswire.com/news-releases/centific-and-telaid-partner-to-bring-ai-and-computer-vision-to-retail-302020541.html