Wednesday, January 17, 2024 6:24 AM

ウーバー、EV導入促進でテスラと協力

 配車大手のウーバーは16日、電気自動車(EV)大手テスラと協力し、米国内のドライバーによるEV導入を促進していることを明らかにした。ウーバーは2030年までに米国とカナダの都市で排ガスをゼロにする取り組みを進めている。

 ロイターによると、ウーバーは連邦政府のEV優遇制度とは別に、テスラの「モデル3」と「モデルY」を購入するドライバーに対して最大2000ドルのインセンティブ(奨励金)を提供している。

 同社のアンドリュー・マクドナルド上席副社長は「ドライバーの話から、EVの所有コストと充電の不便さが車両電化の2大障壁だと分かっている。そこで当社はテスラとともにそれらの問題に対応している」と述べた。

 今回の取り組みでは、ウーバー運転手は紹介コードを使ってテスラから直接車両を購入できる。3月31日までに車両を購入して受け取り、5月15日までに100回の移動を完了することが条件になる。

 ウーバーはすでに、ニューヨーク市を皮切りにテスラとのEV充電施設に関するデータ共有を開始している。