Tuesday, June 23, 2026 7:13 AM

ルシッド、米従業員18%削減へ〜COOは退任

 EV新興ルシッド・グループは22日、米国従業員の約18%を削減すると発表した。また、最高執行責任者(COO)のマーク・ウィンターホフ氏が退任したことも明らかにした。経営幹部の異動はここ数カ月で2度目。ロイターが伝えた。

 消費者が低価格モデルへの興味を高める中、ルシッドのような高級EVメーカーはコスト削減を迫られている。ルシッドは具体的な削減数を明らかにしなかったが、正社員、契約社員、時給制の製造作業員が対象になると説明した。昨年12月31日時点の同社の世界従業員数は約9000人。同社はまた、EVの主要生産拠点であるアリゾナ州のAMP-1工場で第2シフトを廃止した。

 ルシッドは2月にも、手元資金を温存するため米従業員の12%を削減した。同月はサプライヤー関連の問題でSUV「グラビティ」の納車が滞るなど、事業運営上の問題を抱えていた。5月には、事業の見直しが未完了のため2026年の生産見通しの発表を見送っている。

 ルシッドによると、今回の組織再編により、退職金その他の従業員関連費用として約3200万ドルが発生する一方、年間約1億5800万ドルのコスト削減が見込まれる。