Tuesday, July 09, 2024 6:54 AM

フォード、ロングビーチに次世代EV研究開発キャンパス

 フォードは25年初頭に次世代EVに取り組む研究開発キャンパスをカリフォルニア州ロングビーチにオープンすると発表した。プラットフォーム設計に携わる450人の従業員を収容する。

 テスラの元幹部アラン・クラークが率いるチームは、リビアンなど他のEVメーカーからエンジニアの人材を引き抜いたことで話題になった。フォードのCEOが「世界最高のEVエンジニアたち」と表現した「スカンクワークス」チームを拡大するもので、フォード技術陣の別働隊として活動し、新世代の小型で手頃な価格の車の開発を目指す。

 フォードは1930年、ロングビーチ組立工場で2,000人近い労働者がA型の製造を開始し、1958年に閉鎖されていた。

 ロングビーチにはメルセデス・ベンツの研究開発センターがあり、自動車関連企業の技術革新の拠点となっている。スペースXや人工宇宙ステーションを開発するヴァスト社などの企業が事業を拡大している。