Wednesday, August 07, 2024 9:10 AM
ウェイモ、加州で自動運転の配車サービス地域拡大へ
アルファベットの自動運転車(AV)開発部門ウェイモは6日、顧客からの需要の高まりに対応するため、サンフランシスコとロサンゼルスで自動運転による配車サービス「ウェイモ・ワン(Waymo One)」のサービス区域を拡大すると発表した。
ロイターによると、サンフランシスコではサービス区域がサンフランシスコ半島に拡大され、デイリーシティ、ブロードムーア、コルマが加わる。ロサンゼルスでは、マリーナデルレイ、マービスタ、プラヤビスタ、ハリウッド、チャイナタウン、ウェストウッドの一部が加わる。
アルファベットのルース・ポラット最高財務責任者(CFO)は7月、自動運転部門の拡大計画を後押しするため、ウェイモに数年間で50億ドルの投資を計画していると述べた。
ウェイモは7月、サンフランシスコで希望者名簿への登録システムを廃止し、「ウェイモ・ワン」サービスを誰でもアプリ経由で利用できるようにした。アリゾナ州フェニックスでは2020年からオープンアクセスになっている。
費用が高く、大きな収益を出すまでに何年もかかる始まったばかりの技術への投資に対して懸念が高まっているが、いくつかのテクノロジー企業は自動運転システムの将来に大きく期待している。
配車サービス大手のウーバーは6日、24年4〜6月期に自動運転サービスによる移動件数が6倍に増えたと発表した。