Wednesday, October 02, 2024 6:59 AM

フォード、カラオケアプリケーションを採用

 音楽・メディアのスティングレイ・グループ(モントリオール)は25年からカナダ、アメリカ、メキシコ、ヨーロッパのフォード車でカラオケサービスを利用できるようにすると発表した。

 スティングレイは19年にテスラで初めて車載デビューを果たし、その後、BYD、アウディ、VinFastと、カラオケアプリを400万台近い車両のインフォテインメント・システムに統合してきた。

 F-150ライトニングとマスタングMach-Eは、ソフトウェア・アップデートにより「すぐに」利用可能になる。25年型エクスプローラーやナビゲーターなどの他のモデルにも25年までにこの機能が搭載される。

 テスラでは走行中でもアプリを利用できるが、フォード車では停車中のみ利用できる。駐車中や充電中は、センターコンソールのスクリーンに歌詞がスクロール表示される。運転中の注意散漫を避けるため、歌詞は消えるが、同乗者はQRコードを介して携帯電話でカラオケをフォローできる。

 スティングレイは中国メーカー、ニオの欧州向け車両に同アプリを搭載することを発表したばかりで、現在、現代とアプリケーションの実装に取り組んでいる。