Friday, December 06, 2024 6:18 AM

ウェイモ、マイアミでもAV配車サービス提供へ

 アルファベット傘下の自動運転技術開発会社ウェイモ(Waymo)は5日、自動運転による配車サービスをフロリダ州マイアミに拡大すると発表した。

 ロイターによると、同社は2025年の早い次期にマイアミの道路に車両を導入する予定で、26年にアプリケーション「Waymo One」を通じた市民向けのロボタクシー(自動運転タクシー)サービスを開始したい考え。

 ウェイモは、同社の車両が起こした複数の事故をきっかけに安全規制当局から自動運転技術に関して厳しい監視を受けている。自動運転車(AV)市場ではゼネラル・モーターズ(GM)のクルーズ、アマゾンのズークス(Zoox)、新規参入の電気自動車(EV)大手テスラと技術開発を競っている。

 ウェイモは現在、アリゾナ州フェニックス、ロサンゼルス、サンフランシスコ、テキサス州オースティンでAVによる配車事業を展開している。

 ウェイモはまた、ナイジェリアのフィンテック企業ムーブ(Moove)との提携も発表した。ムーブはフェニックスを皮切りに、ウェイモの車両運行、施設、充電インフラを管理する。