Monday, March 30, 2026 7:13 AM
オートブレインズ、エージェントAIを自動運転に導入
AIを活用した自動運転技術開発のオートブレインズ(Autobrains、イスラエル)は、自動車業界で初めて自ら考えて動く「エージェント型AI」を先進運転支援システム(ADAS)と自動運転(AD)に導入したと発表した。
ADAS & AVインターナショナルによると、ADASやADの進化に伴い、従来の「一枚岩構造」ではシステムの大規模化はより重く高コストになってくるが、エージェントAIに基づく同社のアーキテクチャーは、単一の汎用運転モデルであらゆる状況に対応するのではなく、運転知能をシナリオ特化型の複数のエージェント(目標を達成するまで自律的に思考・計画・ツール利用を繰り返すAIソフトウェア)に分割・整理する。
オートブレインズは、このエージェントAI技術を複数の大手自動車メーカーと共同で展開しており、標準的なセンサー構成で動作し、高価なハイエンド計算プラットフォームに依存しない量産車向けプログラムに導入している。複数の運転エージェントが連携して動作し、その時々の状況に関連するものだけが起動するため、計算負荷が軽減され、ハードウェア効率が維持されて、既存の車両プラットフォームのまま機能拡張が可能になる。
これは、量産車にすでに搭載されているハードウェア上で高度な運転知能を実行でき、アップグレードなしでより多くの機能を実現できることを意味し、自動車メーカーは、車両プラットフォームを設計し直さなくても新しい安全機能を提供できるようになる。
オートブレインズは、特化型エージェントを中心に知能を構成することで、拡張可能かつコスト効率の高い自動運転を実現し、あらゆる車両で高度な運転機能を利用可能にしたいと考えている。