Monday, June 08, 2026 7:16 AM
ウーバー、ニューロに総額5億ドル投資へ
配車サービス大手ウーバーが、自動運転技術開発ニューロ(Nuro)に総額約5億ドルの投資を約束していることが分かった。関係者2人の話としてロイターが伝えた。
ウーバーは、ロボタクシー業界におけるプラットフォーム企業としての地位確立を目指して多くの関連企業と提携している。ニューロおよびEV新興ルシッドとの3社提携では、ルシッドの電動SUV「グラビティ」と今後投入される中型車、ニューロの自動運転技術、ウーバーの配車プラットフォームを組み合わせて3万5000台のロボタクシーを展開する計画だが、ウーバーのニューロに対する資金提供の規模や詳細はこれまで報じられていなかった。
ウーバーは以前、ルシッドに対する5億ドルの投資と、ニューロへの数億ドル規模の投資計画を公表し、その中には2億300万ドルの資金調達ラウンドへの参加も含まれていたが、その後非公表の追加投資を実施しており、その規模は最初の投資を大きく上回るという。また、特定の開発および商業化の目標達成を条件に追加資金の提供にも合意しており、これらを合わせるとウーバーが確約した総額は約5億ドルに達する。
すでに最初の目標が複数達成されたため資金の一部は支払われており、残りは今年後半に予定される無人走行試験や、年末までに予定される無人車両による乗客輸送、さらに来年のサービス拡大といった目標の達成に連動している。
ニューロはこの資金を商業規模での技術実証に充てる。同社は、配送ロボット事業から転換して自動運転ソフトウェアの提供に注力しており、今年後半にはサンフランシスコ・ベイエリアでサービス開始を予定している。
カリフォルニア州からは、一部地域で自動運転のグラビティを安全監視員なしで試験する許可、監視員を同乗させた状態で客を乗せる試験の認可を取得している。ニューロには、エヌビディアやソフトバンクグループも出資している。