Wednesday, June 24, 2026 7:14 AM

ネクスペリア、米国生産を計画〜中国事業喪失リスクの中で

 米中の地政学的・貿易上の対立が続く中、中国事業を失うリスクに直面しているオランダ本拠の半導体メーカー、ネクスペリア(Nexperia)は、米国で自動車や産業向け半導体の生産を計画している。オートモーティブ・ニュースが伝えた。

◇ミネソタでMOSFET生産へ

 ネクスペリアは5月下旬、ミネソタ州のファウンドリー(半導体受託生産)企業ポーラー・セミコンダクターと提携し、同州ブルーミントンにある同社のウエハー工場で次世代MOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスター)を製造することで合意したと発表した。

 一般的に半導体トランジスターは、電子信号のスイッチングや増幅を行うデジタル回路などで使われる。ネクスペリアは米国内の複数都市に営業拠点を持ち、ダラスには技術センターがあるが、米国で半導体製品をつくるのは今回が初めて。