Friday, August 21, 2026 7:08 AM

エインライド、北米でテスラ「セミ」500台導入へ

 スウェーデンの物流技術会社エインライドは18日、北米でテスラの大型電動トラック「セミ」を500台導入すると発表した。セミの導入規模では世界最大となる。

 オートモーティブ・ワールドによると、カリフォルニア、テキサス、ニュージャージー、イリノイ、ジョージア各州で、アマゾンをはじめとする荷主の輸送に使用する。北米最大の電動貨物輸送ネットワークをうたうエインライドは、これで電動トラックの保有台数が3倍になる。

 500台のセミ導入は、この9月から24カ月間にわたり複数の段階で実施され、資金は全額、第三者の金融ソリューションを利用して調達する。

 各車両は、エインライドのフリート・インテリジェンス・プラットフォーム「Saga AI」を使って運用される。Saga AIは7年にわたる運用で1900万マイルを超える電動走行と4万2000回の最適化セッションを支えてきた。同プラットフォームにより荷主は、車両そのものを保有・管理する負担や、巨額の設備投資リスクを負うことなく、電動貨物輸送能力を利用でき、トラックが1台追加されるたびに運行データが蓄積され、ネットワーク全体の効率がさらに高まっていく仕組みになっている。

 エインライドにとって今回のセミ導入は、将来的に年間8億ドルの経常収益を実現するという目標に向けた取り組みの一つでもある。テスラのセミ部門担当者によると、電動大型トラックはディーゼルトラックよりも運行コストが低く、導入規模が大きくなるほど、そのコスト削減効果はさらに大きくなる。