Thursday, November 05, 2026 6:29 AM
HVが求める内燃エンジンの性能向上
HVの重要性が高まる中、米国の自動車メーカーや部品メーカーは内燃エンジンの性能向上に再び力を入れている。
◇熱効率と電子制御がポイント
オートモーティブ・ニュースによると、エンジニアにとって大きな課題は、エンジンを電動モーターとうまく連携させることだ。
FEV、マーレ、AVLなどでは、ダイナモメーターを使って新型エンジンの性能検証や環境負荷低減技術の開発を続けている。FEVの担当者は「燃料噴射や点火の前に、電動モーターでエンジンをアイドリングレベルにしておくことで、排出ガスを大幅に削減できる」と語る。
内燃エンジンを見切ったとみられていたGMも、100人ほどの技術開発チームが24時間体制でエンジン技術の研究を続けており、開発を止めたことや減速したことは一度もないと力説した。
ボッシュ、マグナ、ZF、ヴァレオ、ボルグワーナーなどのサプライヤーも、部品や制御技術の開発に取り組んでいる。有望な分野は、熱効率の向上と電子制御化で、可変圧縮比システム、超高燃料噴射、先進バルブ制御、気筒休止システムなどが燃費改善と排出ガス低減に大きく貢献する。エンジンの熱効率はこの20数年で飛躍的に向上し、2000年頃は約20%だったが現在ではトヨタや日産の一部エンジンでは40%を超え、吉利(ジーリー)はハイブリッド向け1.5リッターエンジンで熱効率48%超を達成し、条件次第では105mpgの燃費を実現している。