Tuesday, July 05, 2016 11:17 AM
英、銀行資本の要件緩和 EU離脱の景気低迷備え
英中央銀行のイングランド銀行(BOE)は5日、欧州連合(EU)離脱問題による景気低迷に備え、国内銀行に対して3月に求めた資本の積み増し方針を撤回した。資本要件の緩和は、銀行が財務基盤の強化を優先し、企業や家計への貸し渋りに走るのを防ぐのが狙いだ。
BOEのカーニー総裁は5日の記者会見で、EU離脱問題による金融市場の混乱などを踏まえ「金融安定に向けて必要なら、あらゆる行動を取る」と表明。英経済の現状については「実質的に減速を続けている」とし、不動産投資の落ち込みなどを懸念材料に挙げた。
BOEが緩和したのは、景気悪化時の不良債権の増加といった損失を吸収するのを目的に、資本を積み増すルール。国際基準とは別に各国の裁量で規定できる。BOEはこの資本の比率について、2017年3月までにゼロから0・5%にするよう求めたが、少なくとも17年6月までは再びゼロに戻す。(共同)
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