Friday, December 23, 2016 1:15 PM

取材応じた住民遺体で発見 ミャンマーのロヒンギャ

 ミャンマー西部ラカイン州で国軍がイスラム教徒少数民族ロヒンギャを迫害している問題で、情報省が国内外の一部メディア向けに企画した現地取材でインタビューに応じたロヒンギャ男性(41)が、遺体で見つかったことが分かった。首が切断されており、何者かに殺害されたとみられる。地元警察が23日明らかにした。

 ラカイン州ではイスラム武装勢力の活動が指摘されており、国軍の協力者と見なされて殺害された可能性もある。

 21日の取材には共同通信のミャンマー人の助手も参加。男性はインタビューで国軍通訳として働いたと話した後、行方不明になっていた。(共同)