Wednesday, January 04, 2017 12:07 PM

12月の消費者信頼感、113.7に上昇

 調査会社カンファレンス・ボード(CB)がこのほど発表した12月の消費者信頼感指数(1985年=100)は113.7となり、前月改定値の109.4から4.3ポイント上昇した。

 CBウェブサイトによると、現況指数は126.1と前月改定値から5.9ポイント低下、期待指数は105.5と11.1ポイント上昇した。

 同社のリン・フランコ調査部長は「期待指数が急上昇して13年ぶりの水準に達したことで12月の信頼感はさらに高まった。大統領選の後の景気や雇用、収入に関する楽観的な見方は年齢が高いほど目立った。ただ、2017年に向けて消費者の楽観が続くかどうかは、期待が現実になるかどうかにかかっている」と述べた。

 現況の内訳は「景気が良い」が29.2(前月は29.7)に低下。「景気が悪い」は17.3(同15.2)に上昇した。雇用に関しては「求職が多い」は26.9(同27.8)に低下。「求職が困難」は22.5(同21.2)に上昇した。