Wednesday, January 04, 2017 6:23 PM

ルーマニアで新政権発足 経済活性化、賃金増目指す

 ルーマニア上下両院の合同会議は4日、中道左派の社会民主党のソリン・グリンデアーヌ元情報社会相(43)を首相とする連立内閣を信任し、新政権が発足した。国営アジェルプレスなどが伝えた。グリンデアーヌ氏は信任投票前、高速道路などインフラ投資による経済活性化や、賃金引き上げを目指す考えを表明した。

 社民党は当初、ルーマニア初の女性イスラム教徒の首相候補として、シャイデ元地域開発・公共行政相を推したが、ヨハニス大統領が拒否。シャイデ氏は副首相兼地域開発・公共行政相に就任した。(共同)