Tuesday, July 05, 2016 5:42 PM
花粉症ゼロやスマホ投票 独自性で支持呼び込む
「花粉症ゼロ社会を実現」「スマートフォン投票を導入」ー。各党は参院選公約で、経済、社会保障など主要政策に加えて「ユニーク公約」を掲げている。有権者に身近なテーマ、関心の高い政策課題で独自性をアピールし、支持を呼び込みたい考えだ。
国民の3割が悩んでいるといわれる花粉症対策を打ち出したのは自民党だ。花粉が少ないスギへの植え替え促進や、花粉を飛散させない技術の開発を進めると盛り込んだ。女性の活躍推進策の一環として「子どもが生まれる日や初めて家に帰ってくる日、出生届を出す日などに、父親が育児休暇を取得できるようにする」と出産に関し父親の参加を促す制度を加えた。
民進党は「政治家が男女同数になることを目指す」と明記。選挙の候補者を男女同数にするよう政党に促す法案を既に国会に提出したと強調した。公明党は2020年東京五輪に向け「ヒートアイランド対策、熱中症対策を推進し、アスリートや観客に良好な環境づくりを促進する」とした。(共同)
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