Wednesday, January 18, 2017 10:05 AM

就任前好感度、歴代最低 人種、女性の人権に懸念

 ワシントン・ポスト電子版は17日、同紙などによる最新の世論調査結果を発表、20日に大統領に就任するトランプ氏について「好意的ではない」と回答した人が54%で、「好意的」の40%を上回った。同紙は就任直前では「過去40年以上で最も不人気」と報じた。

 政権運営の課題として、57%が人種間対立、61%が女性の人権問題について対処が困難だとの見方を示した。トランプ氏は就任演説で国民に結束を訴える考えだが、選挙中の過激な言動が響き、分断の修復には時間がかかりそうだ。

 トランプ氏が選挙期間中に約束した経済再生や雇用回復に関しては61%が「良い仕事ができる」とした。看板政策の「メキシコ国境に壁建設」には60%が反対した。(共同)