Tuesday, January 24, 2017 5:49 PM

「平和と正義の鐘」寄贈 国際刑事裁に日本政府

 戦争犯罪や人道に対する罪を犯した個人を裁く国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)に対し、日本政府は広島市の「平和の鐘」をモデルに作った「平和と正義の鐘」を贈り、24日に裁判所内で寄贈式が行われた。

 斎木尚子・外務省国際法局長は寄贈式で、鐘は国際正義実現を目指し、平和を追求するICCへの「わが国の支持を示す」とし、今後もICCの活動に積極的に協力すると述べた。

 鐘は高さ73センチ、口径45センチの銅製。広島の鐘と同様、日本語で「平和」と刻まれているほか、てんびんをオリーブの葉が囲むICCのエンブレムも描かれている。(共同)