Monday, February 13, 2017 11:37 AM
メダル5個、平昌へ弾み 小平は金メダル候補に
来年の平昌冬季五輪のテスト大会を兼ねて行われた世界距離別選手権は12日に閉幕し、日本は史上最多5個のメダルを獲得し、本番に大きな弾みをつけた。日本スケート連盟の湯田淳スピード強化部長は「高く評価できる。日本が一番、ぐいぐい伸びていると感じた」と手応えを口にした。
小平奈緒(相沢病院)が女子500メートルで金メダル、1000メートルで銀メダルと下馬評通りの強さを発揮し、五輪の優勝候補筆頭に名乗りを上げた。500メートルは低地で異例の日本新記録37秒13をマーク。冬季アジア大会を挟んで挑む世界スプリント選手権(25、26日・カルガリー)では疲労こそ懸念されるが、日本勢初の総合優勝に加え、500メートルで36秒36の世界記録に迫る可能性もある。
女子中長距離は高木美帆(日体大)が不調ながら奮闘し、1500メートルで3位に食い込んだ。高木菜那(日本電産サンキョー)押切美沙紀(富士急)と組んだ団体追い抜きも2位に導いたが、オランダの底力も感じる結果。金メダルに向け、さらなる強化が求められる。(共同)
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