Tuesday, February 28, 2017 10:35 AM

朴大統領の収賄容疑認定 親友・崔被告との共謀明記

 韓国の朴槿恵大統領の疑惑を調べた特別検察官は28日、朴氏について親友の崔順実被告と共謀しサムスングループから多額の賄賂を受け取った「収賄容疑者」と認定した。同日収賄罪で追起訴した崔被告の起訴状にも朴氏と共謀したと明記。サムスン経営トップ、李在鎔容疑者(48)=サムスン電子副会長=も贈賄や横領罪などで起訴した。特別検察官捜査チームの幹部が明らかにした。

 国家元首と国内最大の企業グループによる大型疑獄の構図が鮮明となり、朴氏の刑事処罰を求める声が強まるのは必至だ。

 特別検察官は28日が捜査期限だった。捜査を通常の検察に引き継ぎ、3月6日に一連の疑惑の捜査結果を発表する。(共同)