Tuesday, February 28, 2017 4:48 PM

「イスラム国」宣伝激減 有志国、アカウント閉鎖

 過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦を行う有志国連合のジョーンズ副司令官(英軍少将)は2月28日、ロンドンで記者会見し、ISのプロパガンダ活動が昨年8月までの1年間で75%減ったと明らかにした。副司令官はISの宣伝活動が「崩壊した」と指摘した。

 ソーシャルメディアのIS関連アカウント閉鎖など有志国連合の対策と同時に、プロパガンダ対策の一部を担ってきた外国人戦闘員の流入が減ったためとみられる。

 副司令官によると、ツイッターへの書き込みは2014年以降、45%減少。これまでに36万件のIS関連アカウントが閉鎖され、現在では過激派関連のアカウントは平均2日以内に閉鎖されているという。(共同)