Thursday, March 02, 2017 6:23 PM

東芝、スイス社の売却検討 20億ドル調達か、通信社報道

 ロイター通信は2日、東芝が60%出資するスイスの次世代電力計(スマートメーター)大手、ランディス・ギアの売却か、新規株式公開(IPO)を検討していると報じた。20億ドル(約2300億円)を調達できる可能性があるという。

 関係者の話としている。米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)やブラックストーンなどが取得に関心を示すとみられ、東芝はスイスの金融大手UBSを雇い、検討を進めているという。

 東芝は調達資金を米原発事業の損失で危機的な状況にある財務の立て直しに充てる見通しだ。(共同)