Friday, March 24, 2017 10:45 AM

ミサイル発射「定例化」 米韓演習に対抗と北朝鮮紙

 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は24日、朝鮮人民軍戦略軍が6日に実施した中距離弾道ミサイル「スカッドER」発射について「通常の訓練だ」と主張する論評を掲載した。定例の米韓合同軍事演習に対抗し「わが戦略軍も弾道ミサイル発射訓練を定例化している」と主張した。

 論評は、6日の発射が在日米軍基地を攻撃目標と見なして実施されたことについて、米国が北朝鮮の中核施設への攻撃を想定した実戦訓練を行っていることに対応した「自衛的措置」で、「極めて自然で当然のことだ」と訴えた。

 また「わが戦略軍のミサイル発射訓練が世界の平和や安全への脅威になるというのは話にならない」として国際社会の批判に反発、ミサイル発射を続ける姿勢を示した。(共同)