Friday, March 31, 2017 10:48 AM

西岸での新入植地建設承認 イスラエル

 イスラエル政府は30日、治安閣議を開き、占領地ヨルダン川西岸での新たな入植地建設を承認した。イスラエル政府の許可なく建設された西岸の入植施設アモナから退去した入植者に居住地を提供するため。AP通信などが伝えた。

 APは西岸での新たな入植地建設は20年ぶりとしているが、最終承認にはまだ手続きが残り、建設開始時期などは不明。

 トランプ大統領は2月、イスラエルのネタニヤフ首相と会談した際、入植活動の自制を求めていた。西岸とガザ地区を領土とする国家樹立が目標のパレスチナ側は反発を強めている。(共同)