Tuesday, April 18, 2017 10:30 AM
「平和、力でもたらす」 北朝鮮核に米副大統領
安倍晋三首相は18日、米国のペンス副大統領と公邸で会談した。ペンス氏は、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対処に関し「平和は力によってもたらされる」と述べ、強硬姿勢を鮮明にした。両氏は、6回目の核実験や弾道ミサイル発射など、北朝鮮によるさらなる挑発行動の阻止に向けた連携と圧力の強化で一致。中国の役割が不可欠だとして、影響力を行使するよう働き掛けを強める方針も確認した。
ペンス氏は、北朝鮮問題の解決のためトランプ大統領は日本と韓国、中国と連携する決意だと説明。「中国には同じ行動を取ってもらえると期待している」と述べ、国際社会による圧力強化の重要性を強調した。「日本の厳しい状況を理解している。米国は100パーセント日本と共にある」とも語り、日本防衛の決意を表明した。
日米経済対話後の記者会見では「核放棄に応じるまで北朝鮮を国際社会で孤立させる。朝鮮半島の非核化を決してあきらめない」と訴えた。(共同)
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