Wednesday, April 19, 2017 1:36 PM

化学兵器使用の「証拠」 仏外相、近く公表か

 フランスのエロー外相は国会が運営するテレビで19日、シリア北西部で多数が死亡した化学兵器を使用したとみられる4日の空爆を巡り、アサド政権側が使用したことを示す「証拠」をつかんだと述べた。フランス軍などの情報活動の成果としている。

 具体的にどのような証拠かは明らかにせず、「数日以内に内外に示すことができる」と話し、近く内容を公表する用意があることを示唆した。

 フランスは米国を中心とする有志国連合の一角として、シリアで過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点などに対する軍事作戦に参加している。(共同)