Monday, April 24, 2017 5:48 PM

仏株価、一時9年ぶり高値 EU離脱懸念が後退

 週明け24日の欧州株式市場は、主要株価指数が軒並み大きく上昇した。フランスのCAC指数は一時、金融危機前の2008年1月以来、約9年3カ月ぶりの高値を記録。終値は前週末比で4.1%値上がりした。

 5月7日に実施されるフランス大統領選の決選投票で前経済相のマクロン氏が超党派の支持を集めて、反欧州連合(EU)を掲げる極右のルペン氏に勝利するとの見方が広がり、フランスのEU離脱懸念が後退した。

 ドイツのクセトラDAX指数は3.4%高と終値の過去最高値を更新した。英国のFT100種は2.1%高で取引を終えた。(共同)