Friday, April 28, 2017 2:56 PM
日韓核攻撃「現実の脅威」 米長官、北朝鮮包囲網訴え
国連安全保障理事会は28日午前(日本時間28日深夜)、北朝鮮の核・ミサイル問題を討議する閣僚級会合を開いた。主宰した4月の安保理議長国である米国のティラーソン国務長官は演説で、北朝鮮の核・ミサイル開発の進展により、日本と韓国への核攻撃の脅威は「現実のものだ」との認識を示した。また安保理制裁決議の完全履行を全加盟国に求め、圧力を強化する「国際包囲網」の構築を訴えた。
中国の王毅外相は「対話再開を真剣に考える時だ」と強調し、6カ国協議の再開を呼び掛けた。
岸田文雄外相は「より一層厳しい安保理決議を迅速に採択すべきだ」と訴えた。(共同)
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