Thursday, May 11, 2017 10:33 AM

稀勢、夏場所出場を決断 目指すV3、負傷に懸念

 左上腕付近に負傷を抱える大相撲の横綱稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が11日、夏場所(14日初日・両国国技館)への出場を決めた。師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が明らかにした。

 稀勢の里は横綱2場所目で初めて番付最上位の東正位。3場所連続優勝を目指すが、けがの影響が懸念される。田子ノ浦親方は「元々相撲に対して一生懸命。真摯に横綱の立場を受け止めてやってくれている」と精神力の強さに期待した。

 稀勢の里は11日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋での朝稽古を休んだ。12日には初日と2日目の対戦相手が決まる。(共同)