Friday, May 12, 2017 1:08 PM

コンゴでエボラ熱1人死亡 WHO、流行の兆し

 ロイター通信は12日、世界保健機関(WHO)の話として、コンゴ(旧ザイール)北部で1人がエボラ出血熱に感染し死亡したと報じた。流行する兆しがあるという。

 コンゴでは4月22日以降、9人に高熱や出血の症状があり3人が死亡。コンゴの保健当局が検査した結果、死亡した3人のうち1人がエボラ熱に感染していることが判明、11日にWHOに通知した。都市部から離れた森林地帯で感染したという。

 コンゴでは2014年にもエボラ熱が流行し、42人が死亡。西アフリカのリベリア、ギニア、シエラレオネでも昨年6月まで2年以上にわたって流行し、1万1000人以上が死亡した。(共同)