Tuesday, May 23, 2017 10:50 AM

朴前大統領、全面否認 韓国、巨額収賄で初公判

 韓国でサムスンとロッテグループから巨額の賄賂を受け取ったとして収賄などの罪に問われた前大統領、朴槿恵被告(65)の初公判が23日、ソウル中央地裁で開かれた。弁護人は起訴内容を「全て否認する。推測と想像に基づく起訴だ」と主張。朴前大統領も弁護人と同じ考えだと表明した。

 収賄の共犯として起訴された親友の崔順実被告(60)と、贈賄罪で在宅起訴されたロッテグループ会長の重光昭夫(韓国名・辛東彬)被告(62)も出廷し、いずれも起訴内容を否認した。

 韓国で大統領経験者が刑事裁判の被告として法廷に立つのは、1995年に収賄や反乱首謀容疑で逮捕された盧泰愚、全斗煥両氏以来で3人目。(共同)