Tuesday, May 23, 2017 10:51 AM

北朝鮮のミサイル発射非難 国連安保理、追加制裁警告

 国連安全保障理事会は22日、北朝鮮による21日の新型中距離弾道ミサイル「北極星2」発射を強く非難する報道声明を発表した。北朝鮮に新たな核実験やミサイル発射を自制するよう要求し、核・ミサイル開発を継続すれば「制裁を含むさらなる重大な措置を取る」と警告した。

 安保理は23日に緊急会合を開催。開催を要請した日米韓3カ国は、日本全土を射程に収めるとされる北極星2の実戦配備に警戒を強めており、北朝鮮への国際的な包囲網の構築を狙う。

 米国や日本は北朝鮮に対するさらなる制裁強化に前向きだが、常任理事国の中国やロシアは北朝鮮との対話を通じた平和的な解決を模索するなど立場には隔たりがあり、結束した対応が示せるかが焦点。(共同)