Tuesday, May 23, 2017 1:23 PM

国連安保理が緊急会合 北朝鮮に発射自制要求

 国連安全保障理事会は23日、北朝鮮が21日に中距離弾道ミサイルを発射したことを受け、非公開の緊急会合を開催した。開催を要請した日米韓3カ国は、発射が過去の安保理制裁決議の違反に当たるとして核・ミサイル開発の自制を強く求める。

 日米両国は緊急会合を通じて北朝鮮への制裁強化など一層の圧力をかけたい考え。常任理事国の中国やロシアは北朝鮮との対話を通じた平和的、外交的な解決を模索するなど立場には隔たりがあり、結束した対応を示せるかが焦点。

 安保理はこれに先立つ22日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を強く非難し、核・ミサイル開発を継続すれば「制裁を含むさらなる重大な措置を取る」と警告する報道声明を発表した。(共同)