Tuesday, July 18, 2017 11:05 AM
バイドゥ、自動運転車開発で50社超と提携
中国のインターネット検索最大手、百度(バイドゥ)がこのほど、50数社と提携して自動運転車開発計画「アポロ」を始動させた。
ブルームバーグ・ニュースによると、アポロ計画はグーグル(現アルファベット傘下)がスマートフォン向けに基本ソフト(OS)「アンドロイド」を投入したのと同様、百度の人工知能(AI)を使う自動運転車用ソフトウェアの技術情報を参画企業に公開する。マッピングからライドシェアまで事業分野が多彩な各社との提携を通じ、アルファベットの自動運転車開発部門ウェイモ(Waymo)などとの競合で優位に立つのが狙いだ。
しかし専門家は、現状ではアポロが技術面でウェイモなどに遅れていると指摘する。
百度のパートナーには中国の自動車メーカー4社のほか、独サプライヤー大手のロバート・ボッシュやコンチネンタル、マイクロソフトなどのハイテク企業、シンガポールのライドシェア大手グラブ(Grab)やオランダのデジタル地図大手トムトムが含まれる。
アポロ計画は、2018年までに完全な自動運転車を市街地で走行させることを目指す。百度が5日に北京市内で開催したAI開発者会議では、百度のパーソナル・アシスタント「DuerOS」が公開された。
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