Monday, July 24, 2017 10:48 AM

インテル、身体装着型端末事業から撤退

 インテル(Intel)は、モノのインターネット(IoT=Internet of Things)事業部門を過去1年間に劇的に再編しており、その結果として、IoT向けコンピュータ・モジュール製品のエディソン(Edison)とガリレオ(Galileo)、そしてジュール(Joule)の生産を打ち切る方針だ。

 また、同社が身体装着型端末事業を2016年に閉鎖していたことがわかった。

 匿名希望の情報源がCNBCの取材で明らかにした。

 ITP誌によると、インテルは、IoT事業についてはこの1年に11%の増収を記録し、今後も重要な事業部門の一つだと位置づけていることを強調したが、身体装着型端末事業の閉鎖については沈黙を守った。

 インテルは2〜3年ほど前に、身体装着型端末向けの半導体製品に注力する姿勢を示していたが、インテルと取り引き関係にある身体装着型端末メーカーの製品を含めて同市場が全般的に当初の期待ほど成長していないことから、身体装着型端末向け市場から撤退を決めたとみられる。

http://www.itp.net/613880-intel-reportedly-eliminates-wearables-division