Wednesday, August 02, 2017 6:02 PM

宮崎で日欧EPA説明会 農水省、畜産関係者向け

 農林水産省は3日、欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)が大枠合意したことを受け、畜産関係者向けの説明会を宮崎市で開催する。低関税輸入枠を設けるチーズなどの乳製品や、牛肉・豚肉の輸入に関する合意内容を農水省の担当者が説明する。

 大枠合意を受け、競争力の高いEU産の農林水産品の輸入が増えることで国内の農業などが打撃を受けることへの警戒が各地に広がっている。農水省は合意の概要を説明するとともに、生産者などから広く意見を聞きたい考え。説明会では、質疑応答の時間も設ける。

 説明会はこれまでに北海道各地とさいたま市で開催された。農水省は3日午後に鹿児島市で、4日は熊本市でも同様の説明会を開く予定。(共同)