Wednesday, August 02, 2017 6:03 PM
経験重視、透ける危機感 内閣改造・自民人事
安倍晋三首相の今回の改造内閣と自民党執行部は強い逆風の中の船出となる。加計学園問題や南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の日報隠蔽問題などで国民の信頼が著しく損なわれているからだ。閣僚経験があるベテランをかき集めた布陣から透けるのは「絶対に失敗できない」という首相の危機感だ。
実際、閣僚メンバー19人の中で、第2次安倍政権以降の入閣経験があるのは、留任や横滑りを含め11人。残る8人のうち総務相に就く野田聖子氏は第2次政権発足時に党総務会長を務めた。首相がこれまでの人事を「成功体験」と見なし、そこにすがって人事構想を練ったのは想像に難くない。
しかし、人選には内向きの論理が見える。党執行部は大派閥のバランスに配慮。党四役は70歳以上の重鎮が3人を占め、刷新感はない。「ポスト安倍」を目指す岸田文雄氏の政調会長就任も、党亀裂を避ける思惑が見え隠れする。(共同)
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