Wednesday, August 02, 2017 6:04 PM

資産縮小、今秋開始が適当 サンフランシスコ連銀総裁

 サンフランシスコ連邦準備銀行のウィリアムズ総裁は2日、ネバダ州ラスベガスで講演し、連邦準備制度理事会(FRB)の資産規模縮小に関し、「今秋に始めるのが適当だ」との考えを示した。

 理由として「われわれは景気後退から完全に回復しており、最大雇用の状態にある」と説明した。失業率に関しては「年内さらに低下し、来年は4%を少し上回る水準で推移するだろう」との予測を示した。

 金利については「まだ低い。金融刺激策を緩やかに手じまいする必要がある」と述べ、段階的な利上げが必要だと訴えた。(共同)