Tuesday, August 15, 2017 5:46 PM

中国、米国債保有トップに 9カ月ぶり、日本抜く

 米財務省が15日発表した国際資本統計によると、6月末時点の米国債の国別保有額で、中国が再び日本を抜いて9カ月ぶりに首位となった。日本は2016年10月末に中国を抜いて15年2月末以来のトップに立ち、その後は首位の座を維持していた。

 中国は人民元相場の急落を防ごうと、外貨準備を取り崩してドル売り元買いの為替介入を行い、16年10、11月に米国債の保有額を大きく減らした。その後、大量に購入し保有額を戻した。

 中国の保有残高は6月末時点で前月比443億ドル増の1兆1465億ドル(約126兆7000億円)となった。これに対し日本は205億ドル減の1兆908億ドルだった。(共同)