Monday, August 28, 2017 12:51 PM

玄海、大飯来年1月再稼働 九電、関電新たに3基

 九州電力は28日、玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の来年1月の再稼働を想定していると発表した。関西電力も同日、福井県おおい町の大飯原発3号機を同1月中旬に、4号機を同3月中旬に再稼働させるとの計画を明らかにした。

 現在、国内では関電高浜3、4号機(福井県高浜町)、九電川内1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)、四国電力伊方3号機(愛媛県伊方町)の計5基が運転中。新たに3基のめどが立ったが、原発の安全対策や事故時の避難計画に住民の不安が残る中で、再稼働が進む形だ。

 玄海3号機と同時に原子力規制委員会の審査に合格した同4号機の再稼働時期は見通せていない。九電は、3号機の再稼働時期について「検査の進捗状況によっては来年1月からずれ込む可能性もある」としている。(共同)