Monday, August 28, 2017 12:55 PM

霧発生で130人病院へ 英南部の海岸、有害物質か

 英南部イーストサセックスのイギリス海峡に面する海岸で27日夕、有害物質を含んだとみられる霧が発生し、海水浴客ら130人以上が呼吸困難や目の痛み、嘔吐などの症状を訴えて病院で手当てを受けた。症状はいずれも軽いという。BBC放送などが伝えた。

 霧は海の方向から来たとみられる。以前にも海峡を挟んだフランスの工業地帯から似たような霧が漂ってきたことがあるというが、今回の原因は不明。警察が詳細を調べている。

 現場は切り立った白い絶壁が続く特徴的な景観で知られるバーリングギャップ海岸。霧の発生により、一帯は一時封鎖された。(共同)